2023年07月06日
こんにちは ( ^ω^ )
エルデザイン広報のながちゃんです!
男前くんのイラストにも入ってる蚊取線香を焚くための容器。
豚の形に似ていますが「蚊遣り豚 (かやりぶた)」「蚊取り豚」というそうです
ぽってりとした形で、ぽっかりと口? 鼻? があいた蚊遣り豚。どこか郷愁を誘う、かわいらしい風貌です。歴史をさかのぼると、蚊取線香の誕生は明治時代ですが、蚊遣り豚の形状は江戸時代からあったようです。
そこで疑問となるのが「なぜ豚なの?」ということ。諸説ありますが、一説をご紹介します。
江戸時代、豚の野生種であるイノシシが「火伏せ(火災を防ぐ)の神」として崇められていました。その当時は蚊よけというと、草や木片などに火をつけて煙でいぶしていたので、火が他のものに燃え移る危険も。そこで火伏せの神・イノシシにあやかって、似た形の豚が採用されたのではないかといいます。先人の願いが込められているんですね。

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エルデザイン広報担当ながちゃんでした( ^ω^ )