古いおうちの寒さ・暑さのお悩み、実は「断熱」が原因かもしれません。
岡山県内の戸建住宅岡山県内の一戸建て住宅数は約517,000戸。そのうち、約155,000戸が断熱材未施工または効果が不十分な可能性があると推定され、約3軒に1軒に登ります。まだまだ「寒さ・暑さがつらい原因が断熱不足」というお宅が意外と多い現状があります。
※令和2年10月1日現在(一戸建数※事務所を除く 出典元:令和2年国勢調査)
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断熱材が入っていないお家多いんです
断熱材が入っていない可能性が高い住宅
●築50年以上(1970年以前:昭和40年代以前)
断熱材がまったく使われていない住宅が多い。木造モルタル・在来工法が主流で、床・壁・天井ともに無断熱の可能性がある。
●築40〜50年(1970年代:昭和40年代後半〜50年代)
一部に薄い断熱材(グラスウールなど)を入れ始めた時期。しかし施工不良・断熱不連続・隙間ありなどで効果が薄いことも多い。
●築30〜40年(1980〜1990年代前半:昭和60〜平成初期)
断熱材の使用が徐々に一般化。ただし断熱基準がまだ低く、壁に50mm程度のグラスウール、天井に100mm前後が入っている程度。
気密性も低い場合が多い。
【箇所別】冷暖房熱が住まいから逃げる割合
住宅の熱損失は、構造や断熱の有無によって異なりますが、一般的には以下のように言われています。
熱の逃げる場所と割合の目安
○天井(屋根裏)→約30〜35%
○壁→約25〜30%
○床(基礎・床下)→約10〜15%
○開口部(窓・ドア→約20〜25%
○換気・その他→約5〜10%
天井からの熱損失が最も大きいのは、暖かい空気は上昇する性質があるためです。床からの熱損失も無視できません。特に冬場、底冷えを感じやすい原因の一つです。
窓やドアも熱の出入りが大きいですが、断熱リフォームではまず天井と床の断熱が効果的に取り組める部分とされています。
一般的に、住宅の熱は約3割が天井から、1割〜1.5割が床から逃げているため、天井や床の断熱リフォームは、家全体の断熱性能アップに非常に効果的です。
こんなお悩み、ありませんか?
○暖房をつけても部屋が寒い。
○夏の2階がサウナみたいに暑い…。
○結露がひどくてカビが出る。
○光熱費がかさんで家計に響く。
○冬の朝、布団から出られないほど寒い。
断熱材が入っていない・厚みが足りない・薄いまま・施工当時が不良でへたっている可能性があります。じゃあ手っ取り早く、エアコン性能を上げたらいいのか?と思うかもしれませんが、暖房熱やエアコンの冷房が天井や床から逃げていく家はとても多いのです。
断熱リフォームで変わること
工事内容(よくある例)
■天井裏に断熱材を敷き込む
■床下に断熱材を敷設/吹付けして、底冷え対策
■必要に応じて壁の中にも断熱材を充填
古いお家でも、天井と床の断熱だけでも体感はかなり変わります!
よくあるご質問
Q:うちが断熱されているかどうか、どうすればわかる?
→ 天井裏や床下を点検すればわかります。無料で現地確認いたします。
Q:断熱材を入れると息苦しくなる?
→ 断熱材は天井や壁の中に施工するため、室内の空気の流れには影響しません。また、換気扇や24時間換気がしっかりしていれば息苦しさを感じることはありません。
Q:住んだままでも工事できますか?
→ はい。ほとんどのケースで住みながら短期間で施工できます。
Q:どこから手をつけたらいいの?
→ 一番熱の出入りが多いのは窓・玄関・天井や床。特に窓の断熱は効果を実感しやすいため、最初のリフォームにおすすめです。