レンジフードからの「イヤなニオイ」には、いくつか代表的な原因があります。
多くは油やホコリの蓄積、排気の不良が関係しており、掃除で改善するケースもありますが、機械的な不具合が隠れている場合もあります。

●フィルターやファンにこびりついた油汚れ
【原因】
・長期間掃除していないことで、油とホコリが混ざった汚れがニオイを発する
・加熱中やスイッチを入れた直後に「油っぽいニオイ」が漂う

【改善方法】
・フィルターやファンを外して、中性洗剤+お湯で漬け置き洗浄
・月1回の簡単清掃+半年〜1年に一度の分解掃除が理想

●排気ダクトや外部フードの汚れ・詰まり
【原因】
・排気口〜外壁フードまでのダクト内に油やホコリがたまる
・排気がスムーズに出ないことで、逆流してニオイが室内に戻る

【改善方法】
・ダクトの清掃は高所・天井裏になるため、専門業者に依頼が安心
・屋外のフードにホコリ・油・虫などが詰まっていないかチェック

●換気扇と室内の空気バランスの不良
【原因】
・換気扇が排気ばかりしていて、室内の空気が不足して逆流が起きる
・台所や浴室の換気扇を同時に回していると起きやすい

【改善方法】
・窓を少し開けて空気の通り道を作る
・給気口の開閉チェック/外部の給気フィルター掃除

●内部モーターの焼きつきや劣化臭(焦げ臭・機械臭)
【原因】
・古い機種やモーター故障で樹脂や機械油が焼けたようなニオイが発生することも

【改善方法】
・コンセントを抜いて一度停止 → モーター周辺をチェック
・異常が続く場合は使用を中止し、業者に点検を依頼

掃除後もニオイが残る場合、内部部品の劣化や排気ダクトのトラブルが考えられます。
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