レンジフードは、細長い板状の羽根が筒状に取り付けられているファンです。
筒状でタイヤのような形状をしています。
ファンが回る遠心力で室内の空気を吸い込み、ダクトを通して屋外へ排出します。
その為、屋外に面していない場所にも設置ができるので、
マンションのキッチンなど外壁に面していない場所でも設置ができます。

換気扇は、扇風機のような平面的なファンです。
換気扇の外は屋外で、ファンで吸い込んだ空気は直接屋外に排出されまされます。
屋外に面する壁に設置するもので、主に戸建て住宅で採用されていますが、
集合住宅であっても換気する場所が外壁に面していれば取り付けられているケースもあります。

換気扇 レンジフード シロッコファン プロペラファン ターボファン

●メリット
@ダクトを通して排気できるので、外壁に面していない場所にも設置が可能です。
Aレンジフードがファンに覆いかぶさるように配置されるので、コンロの油煙をしっかり集める効果も高く、ファンがむき出しになっていないので見た目もスッキリ。
Bプロペラファンと比べて、稼働時の音も静かです。
C屋外の天候に影響を受けないので、風や雨が強い日でも問題なく使えます。

●デメリット
@プロペラファンと比べると、ややパワフルさに欠けること。
A羽根の枚数が多いので油汚れが付きやすく、掃除に手間がかかります。

ブーツ型 スリム型 フラット型 深型 スタンダード型 薄型 浅型

●ブーツ型(深型、スタンダード型)
本体の大きさが間口の広いブーツに似ている形状です。
一般にかなり普及したタイプで、空気の吸い込み口が広いため、換気性能に安定感があります。
風が強く吹く、高層階や外のすきま風が多い間取りでも活躍できます。
内部が複雑なため、掃除にやや手間がかかります。

●スリム型(薄型)
最新のレンジフードはスリムタイプが多く、地面に並行したフラットボディがキッチンをスマートな印象にします。
本体の真下につく「整流板」は、四方から空気を取り込みます。
吸い込み口を狭く設計することで、すきま風のようにスピード吸引を行う仕組みです。
コーティング付きやノンフィルタータイプも多く、機能的であるほどコストアップする側面も。
しかし、継ぎ目のないシンプル構造による掃除のしやすさから、買い替えする方が多くいます。

●フラット型(浅型)
フラット型は、どのタイプよりも縦の形状が薄いコンパクトなレンジフードです。
キッチンが手狭であったり、天井が低かったりと間取りに不安がある場合に活躍します。
首を真上に向けながら掃除する必要があり、お手入れ時は少し大変な面もあります。
使い捨ての「レンジフードカバー」をうまく活用しましょう。

●レンジフードの寿命は10年程度
レンジフードは10年前後で、排気能力が弱まってきます。
おもに経年劣化が原因です。ガタガタと振動したり、モーターが擦れるような異音が聞こえてきたりします。
レンジフードを少しでも長く使うために、最低でも2〜3ヶ月ごとに掃除するのがベストです。
溜まりやすい油は放置するほど、落ちにくくなります。
また、戸棚や壁に隙間のない設置が基本です。買い替え時は「同じ横幅を選ぶ」ことを念頭に置いておきましょう。ただし、高機能のレンジフードは、重量が大きい場合もあるため、事前に天井など取り付け箇所の耐荷重について調べておくと安心です。
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